リムくん、旅に出る

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自分の力で生きなきゃなって思った瞬間

 ちょうど2週間程前に映画を見に新都市言った時に感じたことをまとめていたので綴ろうと思う。

 

 バイトばかりやってないで自分の力で生きてけよって思った瞬間がまさに今日だったりした。


  「あの頃、君を追いかけた」、見たよ。正直駄作だな思った。正直もっと巻けよって思って観てた。正直なところ、齋藤飛鳥を見るための映画だなって思った。こんな素人が言うのもアレだが、久しぶりに映画らしくない映画を見た感じがする。

 

 ネタバレ承知で書いてしまうけど、早瀬真愛(齋藤飛鳥)と水島浩介(山田裕貴)は結婚出来なかった。(話の筋も書かずにオチを言うのは最悪)だけど、思えばそれは妥当な結末だと思う。身分不相応だし、それに結婚しない方が恋愛として永遠に続いていくものなんだろうって感じたね。


 人生初のエンドロール見ずに出ていった映画だったかもしれない。だから予告編で齋藤飛鳥がウェディングドレス姿で涙を流すところを見てたからって言うのもあったから再度見る必要はないだろうって思った。それぐらい見るに値しなかったと思う。いつも映画を観る前にオチまで読んでから観るけど、今回その作業を端折ってしまった。やっぱ結末まで読んでから判断すべきだったと後悔した。


 作りのディテール、凄く拙かった。日本に合わせた形で話を修正するか頭から尻尾まで台湾で撮れよって感じた。特に卒業のシーズンが台湾と日本で異なるという点に関しては非常に観ている者を混乱させる作りになっていたことがとても良くないと思う。こういうところを配慮しない点は自分は嫌いだ。


  恋愛ってあんな感じなのかなってちょっと疑ったかな。齋藤飛鳥は恋愛せずに10代を過ごしたところがあるからこの役を務めるのは正直難しかったと思う。もし違うメンバーがやったらまた違う感じなのかなっても思った。あと、みんな同じ人を好きになるって作品の作りからして欠陥品だなって感じる。そんなことってあんまないっしょ。ちょっと話としても拙かった。だけど話を練るのって難しいよねって同情するとこもある。


 ここまで作品をdisってきたけど、正直あの映画は構成とか構図とか修正するとかなり良くなったんじゃないかって思う 。と言うよりもあんな感じの作品を映画にするって正直非常に難しいと思う。だからそこの部分を少し差し引かないといけないよね。


 あの映画は金を返せっていう内容だったか。

 

 正直見て損は無かったと思う。理由は140分映画のうち0.1秒でもなにか掴めればそれでいいと思ってるから。つまりはあの作品から何か掴めたからそれでいいと思ってる。それを味わえた瞬間はトータルで3分弱ぐらいだったかな。


 もっと全力疾走しろって自分に対して思った。自分がもっと成長するために、今に満足せず、走り抜けることが大事なんだなってあの映画見てる時に感じたかな。


 ちょうどバイト先で心が折れていた状態で見ていた。だからバイトで心を擦るぐらいならもっと違うことにエネルギーを注げよなって思った。まあバイトで学べることはあるけれどしんどいし、自分をきちんと養えるだけの金を稼がないとって正直なところ思っていた。


 自分の人生なんだしよく考えて生きることと悔いの残らない生き方をしろよってことかな。要するにそういうことをあの映画は教えてくれたと思う。